鑑定師ブログ

【Vol.1】マートルのハートレスキュー・メッセージ


2016年10月21日
占い師:

いつもお電話ありがとうございます。
ハナソ!鑑定師のマートルです。

今回からブログを連載させていただくことになりました(*^^*)゚*。☆
さっそく読んでくださっているあなた―――ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m

さて、私は占い師ですので、皆さんのお悩みを拝聴するのが日課となっております。どのようなご相談であれ、クライアントの気持ちに寄り添ってお話を伺い、ニュートラル(中庸)な立場から状況を見通すのがこの仕事をする上での私の信条です。

ですから皆さんには、安心してネガティブな気持ちを打ち明けていただきたいし、辛いときは電話口ですすり泣いたってかまわないんですよ、とまずはお伝えしたいと思います。
というのも電話占いを利用されるのは、【本当は立ち直れないほどの傷を心に受けているのに、ていねいに言葉を選んで話してくださる…優しくて真面目な方が多い】ためです。

私たち日本人は「人前で泣くのは恥ずかしい」とか「人様に迷惑をかけてはいけない」とかいう道徳教育を施されているために、どうしてもマイナスの感情を表現することに抵抗を感じてしまいます。

激しく動揺しているのに、場の空気を読んで何事もなかったかのようにその場をやり過ごした経験は、きっと誰もが持っていることでしょう。自分のためではなく周囲のために、心に鞭打って「前向きなふり」を装うのですね。

その結果、「辛い」「苦しい」「悲しい」といういわゆるネガティブな気持ちは心の隅に押しやられ、解放(リリース)されずに澱んで残ってしまいます。
抑圧されたマイナス感情は、やがて『苦手意識』へと成長してリリースが難しくなってしまうので、本当のところは「顔で笑って心で泣いて」はやめて「心が泣いているときは顔も一緒に泣く」のが一番健全かつ健康的なのです。

生きることは悩むことでもあります。

程度の差はありますが、悩まない人はいません。スピリチュアル業界などでは「ネガティブは絶対だめ!ポジティブに考える癖をつけなきゃ幸せになれない!」とマイナス感情をむりやり矯正しようとする考え方もありますが、過度なポジティブ・シンキングは自然体(あるがまま)の姿を否定し、かえって焦りを生むので逆効果になります。

ネガティブであれポジティブであれ、「過ぎるものは毒(過ぎたるは猶及ばざるが如し)」と覚えておきましょう。マイナス感情に支配されても、大丈夫。時間がたてば勝手に気持ちが上向いてきます。プラスの感情に沸き立っていても、長くは続きません。時間の経過とともに高揚感が薄れていくのがわかるでしょう。感情はいつか流れ去るものです。

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握りしめず、
惜しみなく、ゆっくり解放(リリース)
していきましょう。

ネガティブを恐れず、ポジティブに憧れなくなったとき、あなたは自然に笑ったり泣いたりして、天から与えられた命を――運命を――じゅうぶんに楽しむことができます。

そう、人生は我慢するものではありません。楽しむもの、楽しめるものなのです!

*゚+.*.。マートル ゚+..。*






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