鑑定師ブログ

理照先生【6月のお話 】


2019年6月21日
占い師:

皆さまこんにちは。理照です。
ますます蒸し暑くなる季節がやってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

ハナソはキャ🌈ということですが、

英語 Rainbow  雨の弓
独語 Regenbogen 雨の弓

という具合に、語源はおそらく同じで、発想もなるほど頷けます。

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一方で虹はというと、虫へんには中国では蛇や竜の意味があったのだそうで、空にかかる大蛇や竜のイメージを字に当てはめたという説があります。
東洋では竜は善いものとされていますから、竜を悪玉に見立てる西洋の発想とは異なる訳です。

で、日本オリジナルの神話によると、伊邪那岐命(イザナギノミコト)伊邪那美命(イザナミノミコト)が天上界から地上にやって来る時に虹の橋を渡ってきたとされています。神様の通り道という訳ですね。

こう書き比べてみると、私個人は伊邪那岐命と伊邪那美命が虹の橋を渡ってきたお話が一番しっくりきますが、皆さまは如何でしょうか。


しっくりくるところで今回は伊邪那岐命伊邪那美命のお話をしたいと思います。

夫婦ペアで神社にお祀りされていることが多いのは、やはり伊邪那岐命と伊邪那美命です。それ故に縁結びにご利益ありとされることもある様です。
有名なところで言うと…淡路島の自凝島神社(おのころじま)です。

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この神社のHPにはっきりと出ていますが、鶺鴒石(せきれいいし)のくだりを是非お読み下さい。行くと確かに鶺鴒石に赤と白の綱が結びつけてあり、新しい出会いを求める場合と、今の絆を強める場合とで綱を握ってお参りする順番が異なります。

この自凝島神社は、伊邪那岐命が持つ天沼矛(あめのぬぼこ)から垂れ落ちて自ずと凝り固まって出来た島だとされています。すなわち虹の橋を渡ってきた伊邪那岐命と伊邪那美命が最初に降り立った島が自凝島神社で、日本列島の最初の地だとされています。

虹とは日本では天と地、男女の仲を結ぶ意味を持つものなのです。
結ぶ、取り持つということから、自凝島神社のご祭神には菊理媛命(ククリヒメノミコト)もいらっしゃいます。

菊理媛命は天照大御神の叔母という設定ですから、伊邪那岐命の姉妹ということになる訳ですが、あまり詳細には描かれていません。登場するのは伊邪那岐命が黄泉の国から逃げてきた時に仲裁役として出てくるのみです。しかし、間を取り持つとか仲裁するということで縁結びでも知られ、白山神社系列の主祭神とされています。石川県の白山比咩(はくさんひめ)神社が総本社で、ここにも菊理媛命の他に伊邪那岐命と伊邪那美命がお祀りされています。白山のミネラルウオーターはなかなか美味しいです。中国式四柱推命で水が喜神の人にはお勧めの水の一つです。

皆さま是非「虹🌈」をキーワードにした神々様のご利益を頂きに、伊邪那岐命、伊邪那美命、あるいは菊理媛命をお祀りする神社にお参りされては如何でしょうか。運が良ければお参りの際に、雨が止んだタイミングで虹がかかるかもしれません。ハナソの虹色キャンペーンをキッカケにお参りした神社で虹が見れる様なら、きっとそこには必然があると思います。

不思議なことに女性のお客様のご依頼で日本の神様カードを引くと、時々伊邪那美命が出てこられます。最近もそんなケースがあり、出たカードを告げると何とびっくり。そのお客様が時折お参りする神社の主祭神が伊邪那美命だったのです。
やっぱり見てらっしゃるんですね。
そんな偶然ありませんから。

本州と淡路島と四国を結ぶ橋を虹に見立てて、是非お出掛け下さい。
ちなみに淡路島土産のキーワードは玉ねぎとびわです。直売の玉ねぎでカレーやシチューを作るのもいいですね。
遠いわ!という人も、上記の三体の神々様をキーワードに県内の神社で検索してみて下さい。

信じる人の前に虹の橋が架かります様に、私も祈念しております。






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